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2013/07/04

我々にとっての脅威「改正案」とこれからのあり方 ~どうすれば現状打破できるのか~

こんばんは、車中漫談Pです。
今回は、非常に真面目なお話です。
正直、インターネットなどといった所で政治的批判をするのは、国家反逆だとか警察から目を付けられそうですが、
そんな事を恐れていては我々が生まれ育った祖国についてなんか語れません。
自分自身の危険を顧みず、言いたい事・考えたことを述べていきたいと思います。


現在、日本ではカルチャー文化消失の危機とも言える事態が迫りつつあります。
その最大の論点となっているのは、今年5月29日に自民党・公明党・日本維新の会3党が衆議院に提出した「児童ポルノ改正案」であるということは、多くの方が知る周知の事実であると思います。

では、その児童ポルノ改正案の中身とは一体何か?
それを具体的に見てみます。

「児童ポルノ禁止法」一部改正法案 の 主な内容
(1)適用上の注意規定の明確化
(2)児童ポルノ所持等の禁止
(3)事故の性的好奇心を満たす目的での児童ポルノ所持などについての罰則の新設

(4)インターネットの利用に係る事業者の努力規定の新設
(5)被害児童の保護のための措置を講ずる主体及び責任の明確化


ここで特に注目して頂きたい(というよりも一般民衆や漫画家・出版社が反対の根拠としている内容ではあるが)ものは(2)と(3)です。
この二点を更に詳しく。

(2)児童ポルノ所持などの禁止(いわゆる単純所持)
何人も、みだりに、児童ポルノを所持し、またはこれに掛かる電磁的記録を保管してはならない。(罰則なし)

⇒ここでいう電磁的記録とは、PCや携帯電話などに保存可能な画像・動画だと思われる。

(3)事故の性的好奇心を満たす目的で野児童ポルノ所持などについての罰則の新設
事故の静的好奇心を満たす目的で、
①児童ポルノを所持した者
②児童ポルノに係る電磁的記録を保管した者
…1年以下の懲役または100万円以下の罰金


(上記改正案内容文は、第183回国会週報情報|衆議院法制局のページより一部引用)


これら(2)(3)から共通して言えることとして、少年少女のもので、肌の露出度の高い画像全てが対象になると言う事が分かります。
また、この法案の適用はこれまでに出版・発表されてきた(現行作品含む)全ての漫画・アニメーションも対象となるとの事。
もし、これらの法案が適用されたらどうなるか?
恐らく、これまで健全の範疇で見られてきたモノが全て規制され、お蔵入りになる可能性があるということです。
簡単に申し上げるならば、ドラえもんのしずかちゃんの入浴シーンもアウトです。

ただでさえ、漫画やアニメまでに法の適用が及ぶと言うのに、それが我々の脅威にもなっています。
単純所持が禁止される上に、性的嗜好のための所持には懲役罰金が課されるということは、少々エッチなサイトにあがっているような画像もそうですが、ニコニコ静画にアップロードされるような露出度の高い作品も規制対象になる可能性があり、それによって罰則対象者が大幅に増加する可能性があるという事ではないでしょうか。
そのつもりはないのに、警察や国が思うがままに罰則適用、なんていう可能性もあります。」


以前、ニコ生で各党首の論絶買いが中継放送されたようですが、そのなかで現総理大臣の安倍晋三は、「今回の児童ポルノ法改正は、あくまでも健全な児童を保護するための法律である」と述べています。
・・・健全な児童を保護するため?

私はそこに疑問を抱きます。
果たして、二次元の人物キャラクターのちょっとエッチな表現や内容を規制しただけで、現実世界の児童たちが本当に守られるのでしょうか?
先程上げたドラえもんのしずかちゃんもそうですが、多くの漫画やアニメーションに登場するキャラクターというのは、あくまでもその作品内の枠組みの中にのみいる存在なのであって、現実世界に存在する人物ではありません。

もしこの改正案が施行されたらをシチュエーションにするならば・・・
「しずかちゃんの入浴シーンが写った画像または映像(ビデオとか)の所持」⇒「所持違反で逮捕」⇒「懲役or罰金」

・・・ということですよね。
この流れの中でどうでしょう、現実世界に存在する児童に何らかの被害が及ぶような流れはあったでしょうか。
ありませんね。
つまり、現実の児童には何の被害も及んでいないのに、この改正案では二次元の人物があたかも現実世界にいるかのような扱いをしているように思えます。
言い方・例えが悪いかもしれませんが、現実の子どもたちは何の変わりも無く楽しい生活を過ごしているのに、二次元にはまりこんでしまった、プラスその中で少し露出の多いモノを所持して逮捕されるなんてどう考えてもおかしい話です。
現実世界には何の支障も出ていない訳ですから。

また、「性的好奇心を満たすための~」という部分についても異議申したいところです。
こういったブログなどで話すには少々ためらってしまいますが、性的好奇心というのは俗語で言う「おかず」とかそういったことだと思われます。
確かに性的好奇心―つまり自慰などの性的行動というのは、何を見ずとも(想像力含む)行える行為ではあります。
しかし、性処理というのは我々人間が将来の子孫を残すための過程で非常に大切なプロセスです。
特に男性の場合(自分もそうですが)、すぐにエッチな気持ちになりやすいように体ができているのです。
太古の昔―まだ恐竜や大型生物が地球上を支配していた時代にさかのぼりますが、男性というのは女性を守る使命を持っていました。
その過酷な環境下で、男性は子孫を残すために、いざという時にはすぐに適した状態に入れるように体が慣らされていったわけです。
それが現在の男性の性本能の名残としても残っているのです(視覚的・聴覚的興奮がそれにあたる)。
話は戻しますが、性的行動というのは一人でも行う事ができるものですが、その感情や状態を落ちつけ高めるために必要なのが外的な刺激―つまりおかず―な訳です。
つまり、この法案によって、男性の性プロセスの中で必要な要素が封じられてしまうことにもなりますし、もっと言えば、少子化が進むこの日本では大打撃になり得るのではないか―と。

長々性的な論述にはなりましたが、もちろん改正案で問題となっているのはこれだけじゃないわけです。
一番の問題点は、何度も言うように漫画・アニメの規制の恐れ、そしてそれによるジャパン・カルチャーの衰退なのです。

それと、もう一つ。
先程、改正案によってニコニコ静画(pixivやピアプロもそうかな?)で活動する人々にとって最大の脅威であると言いました。
実際、ニコニコならばタグカテゴリR-15の存在が示す通り、特に女性の胸部分をより露出度を高めたもの(もろだしも中にはあるが)や、股間周辺をより微細に描いた作品等、様々あります。
そういった活動をする―特に絵師さんが法違反によって処罰対象になる可能性も十分あり得るのではないかと思われます。


ここまでの内容を整理すると、児童ポルノ改正案によって、
①性的好奇心を満たすためのポルノ所持規制により、特に男性が特有の本能を封じられることで、人間にとって必要な性プロセスに歪みが生じ、少子高齢化に影響するのではないか。
②規制により、単純所持をしていた人々もしくは作成した人々が逮捕・罰則適用を受ける可能性。
①・②により、ジャパン・カルチャーが衰退する恐れ


があるのではないでしょうか。
もちろんこれだけだはないと思いますが、我々国民に対しての最大の脅威となり得るのはこの3つがまたそうだと私は考えます。



ここまでは前半、ここからは国会のあり方について自分なりに述べて行きます。

皆さんもご存じの通り、2012年1月の選挙によって、それまで3年間政権を掌握していた民主党から、以前の自民党政権へと戻った訳です。
ところがどうでしょう、先にも述べたとおり児童ポルノ案改正といった今日本に必要とされていないのでは―というよりも、今すべきことでは絶対にないことを自民を始めとする与党はとりしきっているように思います。

実際、自民党に戻そう!といったのは全国民の意見では無いはずです。
今年1月の衆議院選挙の得票率は、なんと戦後最低の40%台。
選挙権を有する人々の大半が選挙に行っていなかったことが分かっています。
また、これは自分の在住する東京都限定の話にはなってしまいますが、春に行われた都議会選挙の得票率も40%と低水準を示しています。

児童ポルノであそこまで誰もが騒いだり、考えたりしているのに、それを選挙という形でぶつけていない人々が山ほどいるのです。
加えて、年齢別にみると、得票率が低いのは20代~40代との事。

・・・本当に、特に若者の皆さんは、日本がこのままではまずいと思っているのですか?
ならば、何故選挙に行かずして国の事を悠々と語れるんですか。
変えたいと思っているんですよね。

選挙行かずして、自分の国のあり方・法のあり方を語るだけでは、無礼承知で申し上げますが、内弁慶外ねずみ、もっと酷く言うならば非国民に等しいと私は思います。

選挙は、国民の代表を決定する機会であると共に、皆さんが自分の国を任せるメンバーを選任する機会です。
確かに、これまでの―特に近年の政治体制を見ていると、確かにどの政党も善し悪し(良い所があまり見受けられないところがある政党もありますが)が混じっていますし、各党の動きが我々国民の期待通りにならずに失望されたと言う方が多いと思われます。
その為、もう日本には信頼できる政党が無いからと言って選挙に行かれない方が出てきてしまったのです。
それが今年1月の衆院選挙で得票率が50%を割った結果にもつながっているのではないかと思います。

また、得票率が高い年齢層で見ても、60代~80代の高年齢層がほとんどです。
高年齢層の方であれば、平日の日中に放送されている国会中継をご覧になり国会の動きというものをよく御存じだと思いますし、後はそれまでの自分の経験則から投票する対象を判断されているのではないかと思います(あくまでも個人の勝手なイメージです)。
ところが、若い人~中年齢層の人々というのは、平日日中は働きに出たり大学・大学院に通っていると言う場合がほとんど、国会の動向をリアルタイムで見られるとい方は多くありません。
最新の傾向を知らないというのは、情報不足や誤解を生む可能性もあり得ます。

その分、高年齢層の方は国会中継を見ている分、今国会で何が起こっているのか?を分かった上で投票に行く訳ですから、その分高年齢層の得票率も高くなるのでしょう。
ところが、今の国会―特に与党を見ると、年齢層が大変高いです。
年齢層が高いと言うのは、個人的にアナログな思考の人々が多いように思います。
これは、自分がインターネットの記事で偶然見つけた内容を基にした話にはなってしまいますが、人というのは年をとればとるほど自分自身の考えが正しい・正義感がより強くなると言ういわゆる世代病の傾向があると言われているそうです。
実際のところ、現在の国会の様子を見ていると、国会は高年齢かつ世代病の集まりであり、同年代の指示を得ようとしているようにも見受けられます。

つまりそれはどういうことか?
―若者たちのデジタルな情報を受け付けようとしない傾向が強いのではないか
と自分は考えています。

自分の意見をまかりとおそうとする年代が多い国会と、それに賛同した高年齢層の選挙権保持者による単調化された現状ーまさに独裁国家といっても過言ではありません。
若者の意見何ぞどうでもいいような風潮ができつつあるのではないでしょうか。
アナログな内容をデジタルな内容に直し、今我々国民が求めている本当の理想国家を創造するためには若者の行動というのは無くてはならない存在だと考えます。


では、この状態を打破するためには何が必要か?
・・・それはつまり、若い人たちの積極的な選挙への投票参加だと思います。

投票率が増えれば(100%にちかいパーセンテージが理想的だが)その分、より国民の正確な声を国会へと伝えることができるようになります。
確かに、どの政党も良いとこなしと考える方も多いかもしれませんが、それでもその中で、こいつらにだけは絶対任せたくない、まだこいつらになら良いかもしれない、というところを決めなければいけないのではないでしょうか。
信頼できる所が無いから入れない、行かないと言うのだけは絶対やめましょう。
それは、選挙という形で自らの意見を間接的に国に投げかけることができる機会を放棄していると共に、「日本なんてどうでもいいです」と宣言している事と同じです。

本当に自分が生まれ育ったこの日本という国に誇りを持っている、そして、本当に現状を打破したいと真剣に考えているのであれば、選挙には絶対行くべきです。
アナログな考え方しかない国会を野放しにしておくべきでは決してありません。

自分はまだ19歳で選挙権を有している身分ではありませんが、今年の8月でようやく得ることができます。
その分、現在進行形の参議院選挙で自らの意見を投げかけられない事を非常に悔やんでいます。
選挙権を得たその日には、政治というものに対してより真剣なまなざしで向かい合い、自らの判断で任せるべき人物を決め、そして、少しでも国を変えることができるきっかけを作れるような人になりたいと思っています。

児童ポルノ法案反対だ!とネットで言っているだけでは内弁慶同然です。
本当に変えたい気持ちがあるのであれば、繰り返しにはなりますが、選挙に参加しましょう。
未来を担う我々若者たちが、いまこそ立ちあがる時なのです。

以上が、自分の今の出した考えと結論です。


長々となってしまいましたが、これにて今回の記事を締めたいと思います。
ここまで読んで下さった方に心から感謝します。
それでは。
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Re: コミュから

>シンクP様
コメントありがとうございます。
自分の生まれ育った国で起きていることを考えるのに、成人か未成年かは関係ありません。
むしろ意見を寄せてくださったことに感謝しています。
記事にも書きましたが、いま参議院選挙というものの投票が始まっています。
ですが自分はシンクPさんと同じくまだ未成年の立場ですし、「どんな人が立候補していて、彼らがそれぞれどゎな方針・プランを携えているのか?」といった関心は強いわけではありません。
しかし、テレビや新聞、そしてインターネット...さまざまなところで政治に関わっている人達を見ていると、多くの国民が望んでいることとは違う、極端に言えば正反対の事を次々にやっているように思います。
それが、自分が記事にも記した「国会議員自体の高年齢化とアナログ思考」です。
若い人達の動きが弱い、というよりもアナログな考えにおされ発揮できずにいるのだと考えています。
それをこれ以上防ぐためにも、若い人々がより多く真剣に考え、選挙という形で国に訴えかけてほしいと考えます。
自分はもうすぐ選挙権を得ますので、ここに記したことも踏まえて日本をよい方向に変えてくれる人が専任選択できる人になります。
シンクPさんはまだ選挙権を得るのにまだ年月があると思いますが、こちらに寄せていただいたあなたの考えは大人にも負けない素敵な素晴らしい考えです。
その考えを忘れず、我々大人、特に次世代を担う若い人々の動きに注目し続けて下さい。
自分自信も更に次の代の人が将来肩身狭い思いをせぬよう動いていきます。

この法案に限らず、海外業者に便宜を計っている様な動きが増えてる気がします。

お返事ありがとうございます

私はこの法案が通ればミクが消えるかもしれないと聞きました。
消えないという意見もあってどれが正しいかわよくわかりませんでした。
子供のころのアルバムを持ってるだけでも逮捕されるというのも聞きました。
どうして思い出や趣味を捨てないといけないんでしょうか。
もしも、これが若者に選挙というのに参加してもらいたいというネタだと考えたいです。もし、これを見てる大人がいたら、迷わず選挙に参加してもらいたいです。
もし、どうしても選べないのなら、白紙でもいいと私は思います。それも自分の意思だから。自分の意思はみなさんにわかるようにしないと。口に出したり、紙にかいたり、だれかにわかってもらう状態じゃないと、伝わらないです!
自分の国のことだけでなく、私たちみんなの国なんです!自分はどうでもいいのかもしれませんが、私たち子供のことも考えてほしいです。

Re: タイトルなし

> この法案に限らず、海外業者に便宜を計っている様な動きが増えてる気がします。

コメントありがとうございます。
はっきりといいきることで、国外にその印象を与えてようとしている、というのは確かにあると思います。
ですが、それが今の日本国民にとって脅威となっている訳ですが。

Re: お返事ありがとうございます

>シンクP様

実際、初音ミクを例にした改正案の発言に戸惑いを隠せない人が多数出ていますからね。
ミク自体が悪いものでも何でもないのに(音楽文化の一つとして貢献している存在なのに)、日本政府はそのよき文化そのものをもみ消そうとしているのです。
ですが、アナログな考えがはびこる国会サイドにそういった認識はないのでしょう。
現在の日本の現状をより少しでもはっきりと国民から伝えるために、「選挙参加が本当に重要かつ必要不可欠ななことである」と多くの人達(特に20~40代)に認識してほしいですね。

はじめまして

ども、いつも車中漫談Pさんの作品拝見しているものです。私、それなりにこの問題をこの10年ほどおってきましたので少し補足をさせてください。現在の改正案が成立しても漫画やアニメは規制の対象になりません。議論した結果、規制する道理がないからです。なので漫画などを規制する根拠があるのかどうかの研究を政府がするということが新たに決まります(たぶん真面目に研究するとないと私は思います)。規制する理由があるのかの研究をするだけです。そして規制すべきかどうか、するならどう規制するかも最短で改正案成立から3年後に議論します。10年後になるかもしれません。今回の改正案は本来は2006年に改正する予定でした。車中漫談Pさんの危惧は正しいのですが、少なくとも今回の改正案の本質ではないです。

Re: はじめまして

>はせがわ様
コメントありがとうございます。

なるほど、ということはニコニコを始めとする作品たちには問題はないと考えてもよさそうですね。
まだ時事や法律について未熟な所が多い故、私自信が少々誤解している部分があったかもしれません。

この記事を書く際に議会の法案ページを確認しているのですが、それでもマスメディアなどが報じる情報を耳にする気がいが少ないため、客観的にしか理解できていない部分があります。
また、Twitterやインターネット上のスレッドページなどから収集した情報も多く、それらの真実虚実を分別できていないのが現状です。
あらためて調べ直してみたいと思います。