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2014/03/07

調整の時のお話

車中漫談Pです。
今回は動画作成に関する話を少しだけ、調声の事について書き記していきたいと思います。

他にトークロイドやHANASUをやられている方々がどうやってシナリオを構成されているかはほとんど存じませんが、自分の場合、必ずと言っていい程 動画用のシナリオ(スプリクトと呼んでいますが)を一番に書いています。
PCで書き込み
例えば先月28日に投稿したドキフェス参加作品ですが、↑のようにwindowsのメモ帳機能を用いてシナリオスプリクトを書いています。
シナリオはその場その場で考えながら、という方もおられるようですが、自分の場合は忘れ癖が酷い為こうしないと動画のアイデアをさっぱり忘れてしまうんですよね…。
こうしてシナリオを構成した後、ようやく調声が始まります。

作成したシナリオスプリクトは印刷して、それを見つつ調声を進めていくのが自分スタイルです。
SCN_0001.jpg
PCでシナリオを書くにしても、しばしば変換機能の影響で誤字があったり、後からチェックしてみて文章がおかしい箇所がいくつも出てきます。
調声時は印刷したスプリクトに加筆修正を加えながら、セリフを足したり消したりしています。

そうしてできた音声にMMDの映像が上乗せされて、自分の動画は完成するのです。
今回はここまで。
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2013/11/14

変わりつつある調声

夜中ですが、たまにはブログらしいことを。
今回は、自身の作品の核部分でもある「トークロイド」のことについて。

初めて動画を投稿したのは、2011年の1月頭。
この時はまだトークロイドというものとMMDを認知したばかりだったこともあり、前者はべたうちかつ棒読み、後者はあり得ない動きをしていたりと未熟だったんだなと思います。

それから大学受験を経て1年、ふたたび動画を投稿するようになってから、2013年の春まで。
いつからそうなったか自分自身も分かりませんが、段々とミクの調声の仕方が悪い方向へと動いて行った気がします。
全てがすべてではありません。パラメーターのいじり方、イントネーションや感情のこもったセリフなど、そういったスキルは身についたのです、が、段々とミクさんが発声する声が低くなって、視聴者が聞き取れないような状態にまでなっていました

2012年の5月末、それまで黙々と作品を作るスタイルを破って、コミュニティを開設&生放送で作業風景を流していくというスタイルになりました。
この転換で、MMDについては知識ややれることが大幅に増えました。
が、それを喜び楽しむ一方で、どうしてもMMDより触れている時間が短くなりがちなトークロイドの調声に関して、無意識に手を抜いてしまっていたのだと思います。

MMDドラマ「My Life!」を投稿した際は、まだ作品として十分聞き取れる調声だったと思いますが、2012年6月にアップロードした作品、2013年3月にアップロードした作品は、今聞けばどちらも調声の仕方で言えば本当にひどかったんだと思います。
実際コメントでも「声が低すぎる」だとか「聞き取れない」「棒読みで生き生きしていない」など、自分が初音ミクの本来のよさを殺してしまったのだと気付かされるものが見受けられました。

そういったコメントを見直して、今年2013年は昨年怠っていた分、調声により力を入れていこうと決心しました。
今年春のTHE LIAR THEATERへの参加に始まり、トクロ・HANASU電話応答音声選手権トクロ・HANASU着信選手権、…といった選手権に積極的に参加し、それまではどうしても声が低くなりがちだった調声を改善しようと試みたのです。

結果、3か月の間で比較的かなり低い音階でしゃべっている部分というのは減り、それからは次第に高音音階での発音が多い調声へと変化していった―と感じています

今回裏で作成を進めている(とはいっても生放送でちらほら見せている)作品は、今までの中で一番まともな調声、そしてMMDのモーションでもって動画化できるのではないかと思います。

調声については、この記事を書く直前に全て作業を終えています。
過去に調声した作品と比べても、魂とまではいきませんが、明らかにミクのしゃべり方ははっきり&感情がある程度こもったものに仕上がってると思いますし、本来の初音ミクのよさをつぶしているということはないと感じています、それだけ今回は自分自身も大きく変化できた調声になっていると思います。



そういったことで、今回はここで締めたいと思います。
明日の予習して寝よう、おやすみなさい。
2013/06/28

編集をWindowsムービーメーカーから、AviUtlに完全移行。

車中漫談Pです。
今後アップロードする動画の内容(シナリオ)に大きな変更はありませんが、自分の動画編集環境が変わるのでささやかながらご報告します。

これまでのトークロイド+MMDの動画では、Windowsムービーメーカーを主体に編集を行ってきました。
しかし、昨年に入ってから徐々にAviUtlの機能を生かせるようになったこと、そして、自身のPC環境が少し変わったことで安定した編集ができるようになり、徐々にAviutlの出番も増えて行きました。
その過程を振り返ってみます。

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(1)初めて上げた動画
ほったらかされてた我が家のミクが俺について語る(2011/1/6投稿)


編集ソフト:Windowsムービーメーカーのみ。
編集の仕方:まず好きな効果音をひとつつけてから出力。
次に、出力できたものを再度ムービーメーカーで読み込み、他に欲しい効果音やBGMを出力できたものの上に重ねがけし再出力。
出力した時点で他に付けたい音があったら、またムービーメーカーで動画を読んで効果音を付ける―と言う方式で動画を作成(使用上、効果音あるいはBGMは一度に一つしか入れられない)。
これまでアップロードしてきた動画のほとんどがこのスタイルであったが、音質や画質の劣化が見られた。


(2)今年3月に投稿した動画
我が家のミクがドラマの裏話について語る(2013/3/3投稿)


編集ソフト:AviUtlとWindowsムービーメーカー
編集の仕方:動画をいくつかパート分けしたうえで、AviUtlで必要な効果音と字幕・テロップをまとめて付けてから出力。
その後、Windowsムービーメーカーで全てのシーンをつなぎ合わせて最終出力へ。
AviUtlを入れたことで動画の画質・音声劣化をいくらか抑えることができた。
2012年12月末にアップロードしたMMDドラマ「My Life!」も同じスタイルでの編集を行った。


(3)先日23日に投稿した動画
鉄道大好きな我が家のミクが相互直通について語る


編集ソフト:AviUtlのみ
編集の仕方:MMDで出力した動画を全てAviUtlにかけ、効果音やBGM・字幕などの付加作業・出力作業もAviUtlだけで行う。
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今年に入ってから外付けHDDを購入したため、PC全体の容量に多少の余裕ができたのが完全移行できた大きな理由。
また、本日MMDドラマMy Life!のオープニング映像をAviUtlで読める形式に変換できた為(wmv⇒avi)、AviUtlのみでの編集に完全移行できることが確定しています。

ということで、今後はAviUtlにて編集した動画をお届けしていく予定です。
それと同時に、クオリティアップも目指したいと思いますので、何卒よろしくお願いします。

ではでは。
2012/07/27

これまで動画で使った写真について ~作成の裏側~

これもメイキングの一風景と言う事で―おはようございます、車中漫談Pです。
本ブログ3回目のMMD裏話になる今回は、これまでアップロードした動画で何度か取り入れてきたMMD+実写の写真についてです。

まず、自分が用いている手法ですが、実写風景もしくはMMD内の街並みや自然ににVOCALOIDのMMDモデルを配置し、まるで其のキャラクターが現実に現れたような一枚を作る・・・という流れになっています。一般的にこの方法は、フォトジェミックと呼ばれています。元は、写真写りが良い様子または素敵な被写体の人物を指すフォトジェニックと言う言葉が原義で、それに写りこんでいる人物がミク達VOCALOIDのキャラクターの場合をフォトジェミックと言うようです(詳しくはニコニコ大百科の記事も併せて御参照下さい)。

(フォトジェミックの使用例#001↓)
使用例01
PC画面に表示させてWindowsフォトギャラリー風に。
2012年3月12日投稿、「我が家のミクが鉄道撮影の魅力を語る(sm17224655)」より

(フォトジェミックの使用例#002↓)
使用例02
yPad(タブレット端末)に組み込んでアルバム風に。
2012年7月13日投稿、「我が家のミクが旅行の思い出を語る(sm18339243)」より





簡単ではありますが、実写写真を用いたフォトジェミック作成の過程を記載します。
①MikuMikuDanceを開き、上部メニューバーの背景(B)を選択
作り方①
※画像ではWindowsVistaの仕様ですが、ボタン配置は全OSで共通となります。


②背景の中の背景画像ファイル読込(R)を選択し、読込選択画面の指示に従って使いたい写真を選ぶ
作り方②
MikuMikuDanceで出力が可能なフォーマットであれば、どの画像でも読み込むことが可能です。


③写真が表示されたのを確認し、モデルを配置する。
作り方③
写真を読み込み、モデルを配置すると、以上の様な形で表示されます。後は各自のお好みでモデルのポーズを設定して下さい。


④背景写真のサイズ、配置を変更し調整する
作り方④
モデルのポーズを設定したら、背景写真の大きさと配置を変更して出力サイズ目いっぱいに表示するようにします。背景写真の大きさ変更はCtrlキーを押しながら右上の虫眼鏡アイコンをドラッグ、背景写真の配置はCtrlキーを押しながら右上の十字アイコンをドラッグする事で可能です。

作り方⑤
調整すると、以上の様な形になります。
後はメニューバーのファイル(F)から画像ファイルに出力(B)を選択し、画像出力を行えば完成となります。




▼これまで作ったフォトジェミックと、その撮影場所▼
ニコニコサムネ001

①撮影場所
秩父鉄道7000系車内

②鉄道でのアクセス
東武伊勢崎線羽生駅、新幹線・JR線熊谷駅、JR線・東武東上線寄居駅、西武秩父線西武秩父駅(御花畑駅)の各駅で下車、乗換。




石山寺前にて
石山寺(其の二)
石山寺(其の三)
多宝塔下

①撮影場所
(4枚共に)滋賀 石山寺

②鉄道でのアクセス
JR京都駅からJR石山駅へ、石山駅で京阪電車石山線に乗り換え。京阪石山駅から京阪石山寺駅へ、京阪石山寺駅下車。駅より徒歩10分。



ミク@特急スノーモンキー

①撮影場所
長野電鉄長野線、特急スノーモンキー車内

②鉄道でのアクセス(長野電鉄沿線まで)
長野新幹線で長野駅へ、長野駅で長野電鉄に乗り換え。




元町・中華街駅にて

①撮影場所
みなとみらい線_元町・中華街駅ホーム

②鉄道でのアクセス
東急東横線orみなとみらい線の各駅より元町・中華街行き電車を利用(渋谷から最速25分)




善光寺

①撮影場所
長野 善光寺

②鉄道でのアクセス
長野新幹線、JR線、長野電鉄長野駅で下車。長野駅善光寺口バスロータリー1番のりばから善光寺方面行きバスに乗車し、善光寺大門停留所で下車(長野駅~善光寺大門:15分)。善光寺大門より徒歩5分。




ShibuyaHikarie.jpg

①撮影場所
Shibuya Hikarie

②鉄道でのアクセス
JR線、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線渋谷駅下車、徒歩1~10分(利用路線によって徒歩での移動時間が異なります)






長々となりましたが、今回はこれにて。
2012/06/13

動画内の周辺環境設定

おはようございます。本ブログ2回目の動画作成裏話記載、車中漫談Pです。
今回は、動画内におけるミク達の周辺環境をどう作っているかについて触れていきたいと思います。


自身が作成している動画の大半は、鉄道が何らかの形で絡んでいます。その中でも、特に力を入れている(?)のがゆっくりによる車内自動放送です。
↓まずは、以下二本の動画をご覧下さい(特に注意して見て頂きたい部分を表記してあります)。↓



2012/01/03投稿 「更に一年が経過した我が家のミクが語る」
「00:27~00:34」「03:54~04:17」部分の音声に注意してご覧下さい。



▼該当部分の音声原文▼
◎「00:27~00:34」間◎
「次は、鏡音公園です。」

「The next stop is Kagamine-koen.」


(Softalkに入力した文字&句読点)
~女声1、速度100~
次は、鏡音公園です。

~女声1、速度125~
でねくすとっぴぃ、かがみねこーえん。


◎「03;54~04:17」間◎
「まもなく、鏡音公園、鏡音公園です。鏡音線ご利用のお客様はお乗り換えです。出口は左側です。お忘れ物なさいませんようご注意下さい。」

「We will soon meke a brief stop at Kagamine-koen. Please change trains here for Kagamine Line. The doors on the left side will open.」


(Softalkに入力した文字&句読点)
~女声1、速度100~
まもなく、鏡音公園、鏡音公園です。
鏡音線ご利用のお客様は、お乗り換えです。
出口は、左側です。
お忘れ物なさいませんようご注意ください。

~女声1、速度125~
うぃーうぃるすーんめぃかびりぃすとっぱ、かがみねこーえん。
ぴぃずちぇんじちゅれぃんひえー、かがみねらいん。
じどぉずおんざれふすさいどぅうぃるおーぷん。





2012/05/06投稿 「我が家のミクが地元ゲキド街について語る」
「1:39~2:18」部分の音声に注意してご覧下さい。



▼該当部分の音声原文▼
◎「1:39~2:18」間◎
「この電車は、急行・藤田行きです。この先の停車駅は、初鉄九条、銀匙町、初鉄下仁田、終点藤田です。初鉄九条と銀匙町で、普通・藤田行きにお乗り換えができます。次は、初鉄九条です。」

「This is express train bound for Fujita. We will stop at Hatsutetsu-kujo, Ginsajicho, Hatsutetsu-shimonita and Fujita. At Hatsutetsu-kujo and Ginsajicho, we will connect to local train bound for Fujita. The next stop is Hatsutetsu-kujo.」


(Softalkに入力した文字&句読点)
~女声1、速度100~
この電車は、急行、ふじた行きです。
この先の停車駅は、初鉄クジョウ、銀匙町、初鉄下仁田、終点・藤田です。
初鉄クジョウと、銀匙町で、普通、ふじた行きに、お乗り換えができます。
次は、初鉄クジョウです。

~女声1、速度125~
でぃすぃずいくすぷれすちゅれぃん、ばうんふぉーふじた。
うぃーうぃるすとっぱ、はつてつくじょー、ぎんさじちょー、はつてつしもにた、あーんどぅふじた。
あっつはつてつくじょー、あんどぅぎんさじちょー、うぃーうぃるこねくとぅーろーかるちゅれいん、ばうんふぉーふじた。
でねくすとっぴぃ、はつてつくじょー。



ご覧の通り、車内放送はゆっくり(Softalk)によるもので、上記通りの文字&句読点を入力し、読み上げ音声と速度の設定を行った上で抽出しております。
なお、放送原文のベース(参考)はJR東日本首都圏(中央線や京浜東北線など)+京王電鉄東急電鉄となっております。

これらは、動画作成を行う上でリアリティーや現実的環境を意識した結果とも言えます。
実際、電車に乗っている場合インバータ音であるとか、自動放送で何を言っているか、車内表示機に何が出ているかなど、周辺環境に注目し生活している自身のスタイルが発生させているのかもしれませんが(^^;)

次はいつになるかは分かりませんが、動画を作っていく上での秘話や裏話は載せていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。